◆東南アジア市場の新ターゲットを開拓

これまで、通常サイズの日本国産りんごは、東南アジアでは高級品として百貨店などで取り扱われ、購買層は高所得者に限られていました。
そこで、私共Wismettacフーズ株式会社は〔JA全農あおもり様・JA津軽みらい様〕と協働し、新たなターゲットの開拓に着手。東南アジアの中所得者層に【 高品質りんご 】+【Easy to Buy(手ごろに購入できる)】をコンセプトとした小玉りんご ブランド名: SUGOI のトライアル販売を行い、大きな成果を上げました

 

2018年度は、シーズン前からPRを強化し、より一層の海外市場拡大を図って参ります。

◆トライアル販売

2017年12月に、タイ向けにトライアル販売を開始し、初回約17トンの輸出分は、3日間で売り切れとなりました。さらに同月、約68トンを輸出しました。

その後、香港・台湾・マレーシア・シンガポール・カンボジアへと販路を拡大し、2018年3月までに1億円の売り上げを達成しました。

 

現地の一般的な食品スーパー等で販売し、中所得者層の大きな需要があるとの感触を得ました。

◆日本産りんごのブランディング

日本産りんごは、従来から東南アジアで 『美味しい・高級品』 というイメージが有るところから、日本産である点を強調したブランディングを展開。

カートンは日本文化をイメージさせるデザインで、『 アニメ風少女のイラスト・富士山・鳥居・扇・桜 』等をあしらい、ブランド名のロゴは、墨文字風となっています。

 

ブランド名:SUGOI  は日本語の 『 素晴らしい・驚くほどの・とても優れた 』といった意味としてアピールし、その名の通り【とても美味しいリンゴ】のブランドとして特にタイ国においては大きな評価を得ました。

◆東南アジア市場の日本産りんご比較

 

 

サイズ

通常りんご

サイズ350g程度

小玉りんご

サイズ170g~200g程度

ステータス

高品質・美味しい → 高価格・高級品

高品質・美味しい → お手頃価格

価格帯

300円~500円程度

150円程度 【Easy to Buy】

取扱(販売)店舗

百貨店・高級スーパーなど

一般的なスーパーなど

購入者ターゲット

高所得者層 (贈答品など)

中所得者層