世界に冠たる食のグローバルソリューションカンパニーへ
アジア食や日本産青果物の世界的普及、食の世界に変革をもたらすソリューションの提供を通じて、食産業に携わる人々の幸せと豊かさに貢献してまいります。
私達Wismettacグループは、1912年に神戸の地に誕生以来、日本食をはじめとしたアジア食や青果物を中心に、世界の皆様に食がもたらす豊かさや楽しさを提供してまいりました。
海外の日系移民の方々に故郷の味をお届けしたいという想いがきっかけとなって始まったアジア食グローバル事業は、1910年代から一世紀以上にわたり発展を遂げてまいりました。1921年に商標登録された当社の海外向けPBブランド「Shirakiku®」は、北米をはじめとして世界各地で親しまれ、日本食・アジア食の浸透に貢献しています。
青果事業では、1968年にサンキスト・グロワーズ社の日本販売総代理店となり、現在では世界各国から生鮮・冷凍青果物を調達し、国内外の卸売市場、量販店、外食・中食産業、食品メーカー等に販売しています。また、近年、日本の高品質な果物、野菜等は海外でも高く評価されており、当社が中長期的な事業戦略として掲げる日本品種のグローバル生産・グローバル販売は、海外市場において新たな成長機会が見込まれています。
これらの事業分野で順調に規模を拡大しながら、日本や世界で存在感を発揮するグローバル企業へと成長を 遂げました。現在は、既存事業に加えて、新たな収益の柱を模索し、消費者の食体験の向上や食の業界に携わる人々をより豊かにすることを目的とした新規事業開発にも取り組んでいます。
日本食をはじめとするアジア食が、供食の形態を多様化させながら世界全域で日常食として浸透していく中、また、日本の青果物に対する評価が高まっていく中で、当社グループがグローバルに展開する事業を通じて果たせる役割や可能性は、益々大きくなっています。
アジア食や日本の青果物等の世界的普及を通じて、世界の人々に「食べること」による新鮮な経験と楽しい日常生活を届けること、そして、食の世界における様々な課題やニーズに対して変革をもたらすソリューションを提供し、食産業に携わる人々の幸せと豊かさに貢献すること、これらの企業理念や当社グループが果たすべき社会的意義を忘れることなく、食産業に携わる企業として一層の進化を目指してまいります。
西本Wismettacホールディングス株式会社
代表取締役会長 CEO 洲崎 良朗