【健康経営宣言】
Wismettacグループは、創業以来『世界の食を日本へ、日本の食を世界へ』の理念のもと100年以上の歴史を積み重ね、食の分野において商品、商物流機能、人財の3つの軸でグローバルに土台を築いて参りました。今後は、食とヘルスケア領域の融合によるワンストップソリューションなど、世界の人々のWell-Beingに貢献していく企業グループとして、さらなる成長を目指して参ります。
人々のWell-Beingに貢献していく組織であり続けるためには、当社の社員ひとりひとりが健康的な生活に関する意識を高く持つことが必要であり、また社員が能力を十分に発揮し事業が持続的に成長するためには、ここで働く社員自身が心身ともに健康であることが不可欠であると考えます。
当社は、社員の健康を重要な経営資源の一つと捉え、社員の健康維持・増進活動に対する積極的な支援と組織的な健康づくりの推進により、豊かで健康な社会に貢献する会社を目指すことを宣言します。
西本Wismettacホールディングス株式会社
代表取締役会長 CEO 洲崎 良朗
【健康経営の体制】
健康経営の実施のため、代表取締役会長CEOを健康経営責任者とし、人事総務担当役員を推進責任者とする健康経営推進チームを組織します。健康経営推進チームは、保険者・産業医・衛生委員会・関連部門等と連携し健康経営計画を立て施策を推進し、健康管理の実施状況について、定期的に経営会議に報告します。
【健康経営戦略マップ】
健康経営で解決したい経営課題とのつながりを明確にした健康経営戦略マップを作成し、PDCAサイクルを回していく上で役立てています。
(目標設定期間:3年ごとに目標内容の振り返り・見直し)
(*)基本的に「健康投資」と「健康投資施策の取組状況に関する指標」は1対1で対応する。
しかし、中には複数の「健康投資施策の取組状況に関する指標」に対応する「健康投資」も存在するため、そのような「健康投資」を「様々な効果に関連する健康投資」とする。
【健康関連の最終的な目標指数について】
- 社員の生産性向上
社員の健康課題を把握することを目的として、仕事の生産性に影響を与える体調不良の要因を特定する「プレゼンティーイズム調査」を2022年より四半期ごとに実施することとしました。
就業しながらも体調不良のせいで本来発揮されるべきパフォーマンス (職務遂行能力) が低下している状態を定量的に把握し、
社員一人ひとりが能力を十分に発揮できるよう改善策を講じることに繋げていきます。
プレゼンティーイズム損失割合(*)は初回の調査結果が19.1%という数値を踏まえ、目標設定を行っています。
(*)プレゼンティーイズム損失割合(%)の算出方法= 100% ー プレゼンティーイズム(%)
- 社員のエンゲージメント向上
エンゲージメントサーベイシステム「wevox」による定量分析を採用しています。
【健康経営に関する数値データの開示】
開示項目 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
定期健康診断 | 健康診断受診率 | 99.0% | 100.0% | 100.0% |
健診後の治療継続・再検査受診率 | 17.6% | 30.0% | 28.3% | |
特定保健指導実施率 | 22.9% | 9.7% | 8.9% | |
BMI適正数値の人数比率 (18.5以上25未満) |
66.0% | 67.9% | 67.0% | |
喫煙率 | 15.3% | 14.2% | 14.5% | |
ストレスチェック | 受検率 | 88.1% | 94.1% | 92.9% |
受検者に対する高ストレス者率 | 16.7% | 16.5% | 15.2% | |
その他 | 傷病による休職者比率 | 0.0% | 0.2% | 1.2% |
ウォーキングイベント参加率 | 20.4% | 8.9% | 10.0% | |
プレゼンティーイズム損失割合 | ー | 20.1% | 19.5% | |
ワークエンゲージメント (100点満点中) |
62点 |
63点 | 66点 |
【健康経営優良法人 認定】
従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人として、今年度も、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人認定制度」における「健康経営優良法人」(大規模法人部門)に認定されました。(2024年3月11日)